【続報】イスラエル組閣、大統領への推薦はアイゼンコット氏67議席分、ネタニヤフ氏46議席分 組閣を託す相手は8日に決定へ
10月27日の総選挙を受けたヘルツォグ大統領と各党の協議が5日に終わり、野党陣営を率いるアイゼンコット氏を推した党が計67議席、ネタニヤフ首相を推した党が計46議席でした。大統領は日曜日(8日)に組閣を託す人物を決めると表明しました。

① 事実・背景
前回からの新しい点は、アラブ系2政党(統一リストとラアム)がそろってアイゼンコット氏を推薦し、長年ネタニヤフ氏を支えてきた超正統派政党が推薦を見送ったことです。選挙ではどちらの陣営も単独過半数(61議席)を下回り、アラブ系政党が過去最多の計19議席を得ていました。

② 影響・今後
大統領は「推薦の結果は明確に見える」としつつ、陣営間・陣営内で互いに組むことを拒む動きがあるとして、週末に一部の党首と個別に会う考えです。託された人物には28日(延長で最大14日)の組閣期限があり、行き詰まれば再選挙の可能性もあります。

別の見方
・アイゼンコット氏側は67議席の推薦を得ましたが、その中にはアラブ系政党と組むことに否定的な党も含まれ、推薦の数がそのまま安定した連立になるかどうかは見極めが必要です。・ネタニヤフ氏の与党側は「最大政党の党首に託すべきだ」と主張しており、どちらの理屈を重く見るかで、大統領の判断への評価も分かれそうです。・アラブ系住民の政党が首相選びの事実上の鍵を握る構図はイスラエル政治では異例で、少数派の政治参加という観点からも国際的な注目を集めています。

